概要
AZUL Energyは、誰もがクリーンなエネルギーにアクセスできる世の中を目指す東北大学発のスタートアップです。
気候変動問題を解決するには、化石燃料から再生可能エネルギーへのシフトが必要です。そしてこのシフトの鍵を握るのが、レアメタルフリーの「AZUL触媒」です。触媒とは、化学反応において自身は変化せず、他の物質の反応速度に影響する物質のことです。
現在、主な電気化学反応では、プラチナなどのレアメタルが触媒として利用されています。しかしレアメタルは高価で希少な鉱山資源であり、再生可能エネルギーの普及に伴いエネルギーデバイスの製造が増える2030年には確実に供給不足に陥ることがわかっています。また、地政学的なリスクや採掘時の環境負荷も見逃せない課題です。これに対し当社は、東北大学で発明されたレアメタルフリー触媒であるAZUL触媒の社会実装に取り組んでいます。
【主な事業領域】
• 高性能触媒電極材料の研究、開発、製造、販売
• 次世代金属空気電池関連製品の研究、開発、製造、販売
• 環境・エネルギー・ヘルスケア関連機能性材料の研究、開発、製造、販売
ビジョン
Empower energy to create a world without any conflict over resources and energy
エネルギーを民主化し、資源とエネルギーで争わない世界をつくる
ミッション
Co-create a sustainable society through our unique bio-inspired technology
独自のbio-inspired技術により、サステナブルな社会を共創する
- 事業ステージ
- シリーズA
- 従業員数
- 〜20名
- 主要株主
ニュース
サービス
AZUL触媒は、赤血球内のたんぱく質であるヘモグロビンの優れた酸素運搬能力に着想を得た独自の分子構造を採用し、更にこの触媒分子を炭素の表面に単層状に1分子ずつ吸着させることで、レアメタルに匹敵する高い触媒活性を実現しています。加えて、従来の化学プラントで量産できるため生産コストはプラチナの約10%、製造時の環境負荷はプラチナの1%未満です。空気電池・燃料電池・水素製造装置などの次世代エネルギーデバイスに搭載することで、性能改善とコスト低下を実現し、エネルギーシフトを強力に推進します。
会社情報
企業名 | AZUL Energy株式会社 / AZUL Energy |
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代表者名 | 伊藤 晃寿(イトウ コウジュ) |
市場区分 | 未上場 |
所在地 | 〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー10階 CROSSCOOP内 |
ウェブサイト | https://www.azul-energy.co.jp/ |