概要
独自の生体イオントロニクス技術で医療とヘルスケアの未来を創造する東北大学発バイオテックスタートアップです。
人体の60%は水分(体液)で構成され、その中には「イオン(電解質)」と呼ばれる電気を伝える物質が含まれています。このイオンは細胞機能の調節や筋肉・神経の働きに不可欠な役割を果たしています。創傷治癒、骨形成、神経活動など、私たちの体の重要な機能は、イオンの濃度差(膜電位)と流れ(膜電流)によって制御されています。
私たちの目指すところは、革新的なイオン制御技術を通じて、医療現場での治療からホームヘルス&メディカルケアまで広範囲に活用できるソリューションを提供し、高齢化社会におけるロンジェビティ(健康長寿)課題を解決することです。すべての人がより長く健康に生きられる社会の実現に貢献します。
ビジョン
ロンジェビティ課題の解決による健康長寿社会の実現
ミッション
誰もが"自分らしく"生きることに寄り添う
- 事業ステージ
- シード
- 従業員数
- 〜10名
- 主要株主
- 共創・協業テーマ
- ビューティ&ウェルネス領域の新規商品開発
- パートナーと実現したいこと
ニュース
サービス
電気浸透流(Electro Osmotic Flow)をつくりだし、皮内に一方向への水の流れを生成させることで、多量・高速の投与を可能にする「PMNデバイス」を開発している。デバイスには着脱式のキャップ状の薬剤カートリッジを設けており、皮膚とのインターフェースに多孔性材料による台形型のマイクロニードルを採用することで、非侵襲な薬剤投与を実現します。スキンケア・頭皮ケアなどヘルス&ビューティ・ウェルネス領域から、医薬の局所・全身投与など医療分野における活用に向けて具体的な商品を開発中。 また、投与だけではなく、皮下の組織液(間質液)の採取も可能になるため、生体信号の高感度検出の実現に向けての研究開発も同時に進行中。
水を加えるだけで発電し、皮膚に安全な微弱電流を流すことが可能。水をきっかけとした酵素によるバイオ発電の機構を利用しており、通常の金属電池などのデバイスは使用しておりません。オール有機物で出来ているため、顔や指などあらゆる部位に柔軟にフィットさせることができ、皮膚との密着性に優れています。この微弱電流は薬効成分の浸透を促進する効果があります。さらに、ウォータープルーフ仕様も開発し、水中でも発電可能なバイオ電池です。従来は専門施設でしか受けられなかったイオントフォレシスを、一般の方々が手軽に体験できるようにした革新的な製品です。
会社情報
企業名 | 株式会社bionto / Bionto, Inc. |
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代表者名 | 妹尾 浩充(セノオ ヒロミツ) |
市場区分 | 未上場 |
所在地 | 〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1東北大学マテリアル・イノベーション・センター青葉山ガレージ内 |
ウェブサイト | https://bionto.co.jp/ |