概要
北九州市立大学松田研究所発のdeeptech系スタートアップである。
Narem(Neuron Activation Rehabilitation Methods)プロジェクトは、脳血管疾患後の半身麻痺、とりわけ慢性期における「改善機会の乏しさ」という未解決課題に正面から取り組むリハビリテーション支援プロジェクトである。
本プロジェクトでは、健側の随意運動を高精度に検知し、その動きをトリガーとして麻痺側の運動を同期的に誘導する独自の非侵襲型リハビリシステムを中核技術としている。電気刺激や磁気刺激を用いない空気圧駆動方式により、安全性と装着性を確保し、医療機関のみならず在宅環境での継続利用までを可能とした。
さらに、リハビリ過程で得られる運動データを解析・可視化することで、治療効果の客観評価や個別最適化を実現し、従来は属人的であったリハビリテーションをデータ駆動型へと転換することを目指している。
Naremプロジェクトは、医療・工学・データサイエンスを横断する統合的アプローチにより、患者のQOL向上と医療システム全体の持続可能性に貢献することを使命としている。
ビジョン
リハビリテーションの機会格差を解消し、回復をあきらめない社会を実現する。
急性期から慢性期までの全てのリハビリテーション期間をカバーし、さらには医療機関・在宅医療という枠組みに依存せず、すべての患者が主体的かつ継続的に機能回復へ取り組める環境を世界中に提供する。
ミッション
1)非侵襲・安全な技術によって、急性期のみならず慢性期にも有効なリハビリ手段を提供する。
2)医療従事者の不足や地域差といった構造的課題を、在宅対応型ソリューションで補完する。
3)運動データを活用し、リハビリを「経験」から「再現性ある医療」へ進化させる。
4)臨床現場・患者・家族にとって実装可能で、持続可能なリハビリモデルを構築する。
- 事業ステージ
- シード
- 従業員数
- 〜10名
ニュース
サービス
Narem(Neuron Activation Rehabilitation Methods)は、脳血管疾患後の麻痺患者を対象とした、非侵襲型リハビリテーション支援プロダクトと、遠隔医療(TeleMedicine)を前提としたデータ連携型サービスから構成される統合リハビリテーションプラットフォームである。 中核となるプロダクトは、健側の随意運動を高精度センサーで検知し、その運動意図をトリガーとして、独自設計の空気圧アクチュエータにより麻痺側の運動を同期的に誘導するリハビリデバイスである。電気刺激や磁気刺激を用いない非侵襲設計により、高い安全性と装着性を両立している。 本プロダクトは、患者自身が装着・操作可能な構造を採用しており、医療機関内での使用に加え、在宅医療環境での継続的リハビリを可能とする。これにより、理学療法士・作業療法士の人的制約や通院負担を軽減し、医療資源が限られた地域においても質の高いリハビリ介入を提供できる。 さらにNaremは、TeleMedicineとの親和性を前提に設計されている点が大きな特長である。リハビリ実施中に取得される運動データはクラウド上で蓄積・解析され、医療従事者は遠隔から患者の運動状況、回復傾向、リハビリ実施頻度を把握することが可能となる。これにより、対面診療に依存しない遠隔モニタリング、リハビリ計画の見直し、個別最適化指示が実現される。 このデータ連携型TeleMedicine機能は、慢性期患者や在宅患者に対しても医療従事者の関与を維持し、リハビリの質と継続性を担保する役割を果たす。また、客観的データに基づく評価は、従来属人的であったリハビリテーションを、再現性と拡張性を備えた医療サービスへと進化させる基盤となる。 Naremは、「デバイスによる運動誘導」「データによる可視化」「TeleMedicineによる遠隔介入」を統合することで、急性期から慢性期、医療機関から在宅までをシームレスにつなぐ次世代リハビリテーションモデルの確立を目指している。
会社情報
| 企業名 | Arc-en-Ciel(北九州市立大学 環境技術研究所) / Arc-en-Ciel |
|---|---|
| 代表者名 | 竹内 留佳(タケウチ ルカ) |
| 市場区分 | 未上場 |
| 所在地 | 〒808-0135 福岡県北九州市若松区ひびきの1-1(北九州市立大学) |
| ウェブサイト | https://silver905735.studio.site/ |