概要
会社名「キビテク」の 「キビ」 は、心の機微を意味しています。開発した物や技術が多くの人々によりたくさんの幸せを感じさせる会社であることを当社の理念としています。経営メンバは、社員の幸せに繋がる、やりがいを大切にした柔軟な組織運営を心掛けています。
ミッション
近年、物流現場や店舗などで自律型のロボットがさまざまな現場で活躍を始めています。一方で、AIにも限界があり、常識や社会的文脈に沿った臨機応変な対応ができるとは限りません。さまざまな状況に対応できるように、事前にその状況をすべて洗い出してAIに教え込ませることは不可能です。
その結果、僅かに残存する異常状態への対応ができないために自律ロボットの導入に踏み切ることができないか、導入できる業務が限定されてしまうという課題があります。また、既に導入済みの場合でも、AIの限界によってロボットが停止してしまい、現場での復旧作業が必要となり、運用効率の低下というケースも見受けられます。
当社が開発を進めているHATSは、遠隔オペレータが簡単な操作で要点のみをロボットに指示することで、一人が担当できるロボット台数を格段に多い状態で運行できるようにするものです。これにより停止したロボットの復旧などの対応を効率的に行えるようにするサービスです。
これは、新たなテレワークの形を生むものでもあります。この事業を通して、障害者、リモートワークに縛られる方、途上国の低所得者などにオペレータ業務を担って頂くことで就労の機会を増やし、さらに現地の人材開発や産業の高度化に貢献することで、貧困や格差固定化の問題を減らしてゆきます。
- 事業ステージ
- シリーズA
- 従業員数
- 〜50名
- 主要株主
- 共創・協業テーマ
- ロボットによる人材不足解消
- パートナーと実現したいこと
ニュース
サービス
当社が開発中のロボット遠隔制御サービス HATS(Highly Autonomous Teleoperation Service)(以下、HATS)は様々なロボットにアドオンすることで、遠隔制御を実現します。 各ロボットにキビテクが開発した装置をアドオンし、システムと接続することで、遠隔オペレーターがロボットを操作することが可能になります。 HATS は自律ロボットが予想外の出来事に対応できず、頻繁な停止で作業効率が低下するなどの問題により、ロボット導入に踏み切ることができない現場や、導入後のロボットの運用に課題を感じている現場に役立つサービスを目指します。 現場ごとに違う様々な課題や状況に応じて、人がロボットを補完する「半自動化」を実現させることで、現場のフローに沿った柔軟な対応が可能になり、これまで人ならではとされていた、ロボットでは難しい作業や業界の課題の解決に取り組んでまいります。 さらにキビテクは、ロボティクス技術の活用とロボット遠隔オペレーターという新しいリモートでの働き方を提案することで、社会課題の解決と、お客様の現場の人手不足等の課題解決とを共に推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
会社情報
企業名 | 株式会社キビテク / QibiTech Inc. |
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代表者名 | 林 摩梨花(ハヤシマリカ) |
市場区分 | 未上場 |
所在地 | 〒141-0001 東京都品川区北品川5-7-14 グローリア初穂御殿山1階 |
ウェブサイト | https://qibitech.com |